新しい火災対策
2026-03-30 11:03:31

兵庫の新たなバッテリー火災対策、Tri-Guard構造がもたらす安全性

安全性を高める新技術「Tri-Guard構造」



近年、リチウムイオンバッテリーが原因となる火災が目立つようになり、その影響は空港や商業施設、物流現場といった多岐にわたる場所で確認されています。これらのバッテリー火災は突然発生し、瞬時に燃え広がるため、大量の煙や有毒ガスを伴うことも少なくありません。このため、周囲の環境に及ぼす影響や二次被害のリスクが高まっています。

こうした状況を受けて、株式会社Honjo stateと新明和工業株式会社が手を組み、新たなバッテリー火災対策として「Tri-Guard(トライガード)構造」を開発しました。この構造は、火炎、熱、煙を同時に抑える三層一体の安全設計です。

Tri-Guard構造の特徴



「Tri-Guard構造」は主に3つの層からなり、各層の役割は以下の通りです:

1. 遮煙層:煙や有害ガスが外部に拡散するのを防ぎます。
2. 断熱層:内部で発生した高温の熱が外部に伝わる速度を遅らせ、熱の拡散を抑制します。
3. 遮炎層:火源を閉じ込め、周囲に火が燃え移るのを防ぎます。

この三層構造には、Honjo stateが扱う超耐熱ハイシリカシートと、新明和工業と富士加飾株式会社が共同で研究開発したリサイクル炭素繊維を使用した断熱材が採用されています。

企業の取り組みと未来の展望



Honjo stateと新明和工業の共同研究によるTri-Guard構造は、今後、特に電動化が進むことが予想される現代社会におけるバッテリー火災のリスクを大幅に減少させる可能性を秘めています。両社はこの技術の物流倉庫の充電エリア、バッテリー保管スペース、さらに商業施設や宿泊施設など公共空間での安全対策としての活用を目指しています。

また、Tri-Guard構造はバッテリー火災対策だけでなく、さまざまな利用方法が期待されています。防火対策が重要視される施設の運営を行う企業や、防災製品を開発する業者と連携し、この安全技術を基に新たな商品やサービスの共同開発にも乗り出す予定です。

まとめ



バッテリー火災という社会問題を踏まえ、Honjo stateと新明和工業が共同で開発した「Tri-Guard構造」は、その革新性と実用性からますます注目されることでしょう。社会の進展に伴い増加する火災リスクに立ち向かい、安全な未来を実現するための一歩となることは間違いありません。今後の展開に、ぜひご注目ください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: バッテリー火災 Tri-Guard構造 安全技術

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。