神戸須磨シーワールドの新たな魅力、オビクラゲの展示
兵庫県神戸市にある神戸須磨シーワールドは、2025年2月28日(金)から「オビクラゲ」の展示を始めることを発表しました。美しい形状を持つこのクラゲは、一般にはあまり見かけることがなく、一度見てみたいと思っていた方には見逃せない機会です。展示はアクアライブ2階の「クラゲライフ」エリアで行われます。
オビクラゲとは?
「オビクラゲ」は、細長い帯状の特徴的な形をしており、英語では「Venus girdle(ヴィーナスの飾り帯)」として知られています。このクラゲは有櫛動物の一種で、一般的なクラゲと異なり、刺胞を持たずに膠胞と呼ばれる粘着細胞を用いて餌を捕まえるのが特徴です。
オビクラゲの長さは通常80cm前後ですが、成長することで最大1.5mに達することもあります。普段の生活では目にすることが難しく、冬に太平洋側で見られることが多いとされています。そのため、今回の展示は非常にレアな機会といえるでしょう。
展示への道のり
オビクラゲの展示に向けては、特に注意深い飼育が必要でした。今年の1月16日、淡路島で行われたクラゲ採集調査にて状態の良いオビクラゲを見つけることに成功し、無事に搬入が行われました。水流や餌の調整を経て、安定した飼育が可能となった今、ここ神戸須磨シーワールドでその姿を見ることができるのです。
魅惑的な泳ぎを間近で
オビクラゲは、しっかりとした櫛板を使って泳ぐだけでなく、逃げる時には波打ちながら横方向に素早く移動することができます。その独特な泳ぎを観察できるのは、「クラゲライフ」エリアならではです。単に美しいだけでなく、独自の生態を持つオビクラゲをぜひご覧ください。
「クラゲライフ」エリアについて
アクアライブ2階の「クラゲライフ」は、7種類のクラゲが観察できる特別な空間です。落ち着いた雰囲気の中で、クラゲの魅力を体験できる癒しの時間を提供しています。水に浮かぶクラゲの姿を見つめていると、日常の喧騒から解放されることでしょう。
展示概要
- - 展示開始日:2025年2月28日(金)
- - 場所:アクアライブ2階「クラゲライフ」
いかがでしょうか?神戸須磨シーワールドで特別な時間を過ごしてみませんか。大人から子供まで、皆様にとって特別な体験となることでしょう。ぜひ、足を運んでみてください。オビクラゲが優雅に泳ぐ姿は、きっと忘れられない思い出になることでしょう。