サンゴの日にちなんだ特別企画展
2025年3月5日(水)、神戸市中央区に位置するアトア(水族館)でサンゴの日に関連した特別企画展「サンゴの日〜サンゴって何か知っていますか?〜」がスタートします。この展示は、サンゴ礁という海の重要な生態系の一端に触れる貴重な機会です。
サンゴの日の由来
毎年3月5日は「サン(3)ゴ(5)」の語呂をもとに、日本でサンゴの日として1996年に定められました。この日は、サンゴ礁の海を保全するための重要性を再認識する日として、様々な活動が行われています。サンゴ海洋生物の重要さを知ることは、私たちの生活にも直接結びつくテーマです。
企画展内容
アトアの3階FOYERでは、本企画展にて次のような展示が行われます:
- - 企画水槽 - 「サンゴが白化した海」をテーマにした水槽を通じて、サンゴの状態やそれが引き起こす生態系の変化を視覚的に体験できます。
- - 骨格標本 - 多様なサンゴの骨格標本を触って学べる機会も提供され、参加者は直接手に取って理解を深めることができます。
- - 解説パネル - サンゴの生態やその役割について詳しい解説が記載されており、興味を持つきっかけとなる内容と言えるでしょう。
この展示は4月6日(日)までの間、入場無料で行われますが、通常の入場料が必要です。
トークライブ情報
また、3月8日(土)には、公益財団法人黒潮生物研究所の所長である目﨑拓真氏をお招きして特別トークライブも開催します。このイベントでは、サンゴの生態や繁殖に関するクイズを交えながら、目﨑所長から直接お話を聞ける貴重な機会です。各回20分の内容で、12時30分と15時30分からの2回にわたって開催されます。参加は無料ですが、別途入場料が必要です。
来館記念の魚朱印
更に、期間中にはサンゴの日限定デザインの「魚朱印」が販売されます。この魚朱印を購入された方には、「サンゴの役割」の解説シートもプレゼントされ、この機会にぜひサンゴに対する理解を深めていただきたいと思います。
販売は3階のátoa LAB ショップで、価格は300円(税込)です。
まとめ
この企画展及びトークライブを通じて、参加者がサンゴの魅力とその重要性を理解し、環境保全について考えるきっかけになればと願っています。アトアの福山千夏さんも、サンゴ研究の経験を活かした内容を手掛けており、参加者により良い学びの場を提供するために尽力しています。
今後のサンゴ環境を守るため、ぜひこの機会にサンゴの世界に触れてみませんか。アトアで皆さまのご来館をお待ちしています!
アトア基本情報・アクセス
- - 所在地:兵庫県神戸市中央区新港町7番2号
- - ホームページ:アトア公式サイト
- - 入場料:大人(中学生以上)2,600円、小学生1,500円、幼児(3歳以上)500円、3歳未満無料。特定日により異なる場合があるため、事前に確認してから訪問されることをお勧めします。