廃棄物循環資源自動化
2026-07-21 18:07:25

日工が廃棄物由来循環資源製造プロセスを自動化する新設備を導入

廃棄物由来の循環資源製造を自動化する日工の新設備



兵庫県明石市に本社を置く日工株式会社が、アミタグループのアミタサーキュラー株式会社が設立した姫路循環資源製造所内にあるスマートファクトリー「ZERO I」に、廃棄物由来の循環資源を製造する新設備を納入しました。この新たな設備の導入により、廃棄物を原料とした製造プロセスの自動化が進み、持続可能な資源活用が一層促進されます。

スマートファクトリー「ZERO I」とは



「ZERO I」は、廃棄物を活用した循環資源製造の中核となる施設であり、2027年までには製造プロセスの完全自動化を目指しています。最近では、開所式を迎え、本格的な稼働が開始されました。廃棄物から生まれる循環資源には、特にセメント原燃料が含まれており、これが持続可能な調達と資源の循環利用に寄与することが期待されています。

自動化設備の役割



新たに導入された自動化設備は、循環資源製造の基盤として、主に「均質化」と「サイズ制御」のプロセスに特化しています。これにより、企業からの多様な廃棄物を最大18種類まで同時に保管し、ニーズに即した循環資源の製造が可能になります。

均質化プロセス



この設備には、高度な混練技术が導入されており、原材料を均質な状態に練り混ぜるために2軸の混練ミキサーが使用されます。原料がクレーンで投入される際、その重量に応じて調湿剤が添加され、さらにカメラで混合状態を監視します。これにより、品質のばらつきを抑える効果が得られ、製造工程の完全自動化を目指してAIによる状態判定も導入が進められています。

粒度調整と自動ループ再破砕



混練済みの材料は、次にスクリーン(振動ふるい機)で自動的にふるい分けられ、40mm以下の規格サイズに整えられます。もし、規格外サイズの材料があれば、自動的に再破砕工程に送られ、最適な粒度にまで調整される仕組みが整っています。

完成品の自動搬送



最終的に、最適な状態に整えられた循環資源は、自動で製品ヤードへ搬送されます。これらのプロセスはすべて自動化されており、人手を介さずに行われるため、効率的かつ安定した生産が可能となります。

日工の取り組み



日工は、この新たな設備の保守・メンテナンスを通じて、「ZERO I」の安全で安定した稼働を支援し、持続可能な社会の実現に向けた「サーキュラー3.0」モデルの確立に貢献することを約束しています。長年培った技術を活かし、新たな柱事業を構築すべくエンジニアリング営業部を立ち上げ、今後も積極的に持続可能な解決策を提案していく方針です。

会社概要



日工株式会社は1919年に創業し、現在では道路舗装材等を手掛けるプラント機械メーカーとしての地位を確立しています。アスファルトプラントでは国内シェア80%を誇り、まちづくりに貢献する企業として広く知られています。今後の取り組みにもぜひご注目ください。


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