砂のアーティストの世界
2025-06-11 12:31:22

たなかしん特別展「そうぞうのかけら」幻想的な砂の世界を体験しよう

たなかしん特別展「そうぞうのかけら」開催のお知らせ



2025年7月19日(土)より、明石市立文化博物館にて特別展『そうぞうのかけら―砂で紡ぐたなかしんの物語―』が始まります。この展覧会は、絵本作家であり画家でもあるたなかしんのデビュー20周年を祝し、彼のアトリエのある明石で開催される初の大規模展覧会です。

砂の魅力と幻想的な作品



たなかしんは、海の砂を絵画の素材として用い、その独特な技法で優しい幻想的な世界を描き出しています。彼の作品には、地球そのものが表現され、見る者の心に豊かな感情を呼び起こします。また、初期から最新作までの原画や立体作品が一堂に展示され、観覧者をたなかしんの世界へと誘います。

プロローグ:こころのめいろ



会場に入るとまず出会うのが、たなかしんの原画による迷路のようなプロローグセクション。「ぼくとわたし」という絵本の原画が展示され、観覧者はその中で様々な感情に触れることができる仕掛けが施されています。

各章の魅力



展覧会は「こころのかけら」「えほんのかけら」「そうぞうのかけら」「みんなのかけら」といった4つの章で構成されています。
  • - こころのかけらでは、絵本作家デビュー前の未発表原画が公開されます。
  • - えほんのかけらは、デビュー作から最新作までの作品が展示され、幅広い年齢層に響く彼のメッセージを感じ取れます。
  • - そうぞうのかけらでは、たなかしんのアトリエの再現が行われ、大型の平面・立体作品も並びます。
  • - 最後のみんなのかけらでは、来館者が作家の絵に自由に色を付け、たなかしんが仕上げを行うライブペインティングの体験もできます。観覧者自身が新たな物語を紡ぐ瞬間を楽しむことができるのです。

インタラクティブな体験



さらに、会場ではアートユニット「plaplax」によるインタラクティブ作品も展開されます。子供から大人まで楽しめるコーナーも設けられており、心おきなく創作の世界に没入することができます。また、たなかしんが2019年にフィンランドで制作した壁画の再現も含まれており、国際的な視野を持つ作品も楽しめます。

たなかしんの作品

イベントと関連事業



展覧会期間中、たなかしんによる読み聞かせ&コンサート、ギャラリートーク、制作秘話を語る講演会等、多彩な関連イベントが開催されます。これらはすべて無料で参加できるため、ぜひ足を運んでみてください。特に、たなかしんと共に動物を作るワークショップは、お子様にとって素晴らしい体験となるでしょう。

展示概要


  • - 会期:2025年7月19日(土)〜9月7日(日)
  • - 開館時間:09:30〜18:30(入館は18:00まで)
  • - 休館日:会期中無休
  • - 入館料:大人1,000円(団体800円)、大学・高校生700円(団体560円)、中学生以下無料

この特別展は、たなかしんの作品を通して想像力を育む貴重な機会です。ぜひ、地元明石の文化を体感し、この美しい作品の数々を楽しんでください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

関連リンク

サードペディア百科事典: 明石市立文化博物館 絵本 たなかしん

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。