兵庫県朝来市、ゼロカーボンシティ実現に向けた連携協定を締結

兵庫県朝来市との脱炭素化に向けた新たな連携

兵庫県朝来市と株式会社エスプールが、脱炭素化に向けた包括的連携協定を結びました。この協定は、朝来市が目指す「ゼロカーボンシティ」の実現を支援するものであり、地域の環境課題解決に貢献することを目指します。

1. 協定締結の背景

この協定の背景には、エスプールの豊富な実績と朝来市が抱える自然環境の保護への強い意志があります。エスプールは、自治体向けにCO₂排出量の算定、温暖化対策の計画策定や実行支援、さらには地域資源を活用した脱炭素地域づくりを推進しています。その中で、朝来市は兵庫県の中心部に位置し、森林が約84%を占め、豊かな自然と歴史文化遺産に恵まれています。

朝来市は、2025年4月に「朝来市地球温暖化対策実行計画」を策定し、国の目標を超える取り組みを行う意向を示しています。このような状況の中で、エスプールとの連携は、朝来市にとっても重要なステップとなります。

2. 協定の具体的内容

新たに締結された連携協定では、朝来市の「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた複数の支援が行われます。具体的な施策としては、再生可能エネルギー導入に関するアドバイスや、補助金制度の活用支援が含まれます。また、地域の独自資源――すなわち森林、河川、日射など――の調査を行い、これらを効果的に活用するための支援も行います。

さらには、住民や地域の事業者を対象とした環境啓発活動も実施し、共に地域を育む意識を高めることを目指します。この協定は、全国で24件目、兵庫県内では初の事例となるため、今後の展開が非常に注目されます。

3. まとめと今後の展望

朝来市とエスプールの連携は、地域の未来にとって大きな意味を持つものです。美しい自然環境を保ちながら、持続可能な社会を目指す取り組みを一緒に進めていくことが期待されます。エスプールは、地域の特性を生かしつつ、効率的な脱炭素施策を実施し、地域の持続可能性を高める支援を行う所存です。

この協定の締結を契機に、朝来市の ‘ゼロカーボンシティ’ の実現が進むことを期待し、多くの人々がこの取り組みに参加することを願っています。今後のお知らせや詳細については、エスプールの自治体環境みらいカンパニーまでお問合せください。