演劇で学ぶ健康
2025-11-26 15:45:26

神戸市で演劇を通じて学ぶ健康づくりと食の重要性

健康づくりを演劇で学ぶ



2025年11月30日、食と健康に関する演劇『裕次郎さんの食改善!』が神戸市垂水区のレバンテホールで上演されます。このイベントでは、医療、介護、福祉の専門家たちが集まり、地域住民に向けて健康の重要性を伝えます。実際の食事改善をテーマにしたこの演劇は、市民の健康意識を高めるためのプロジェクトの一環です。

多職種連携による健康プロジェクト



今回の演劇は、神戸学院大学の栄養学部や薬学部の学生たち、また薬学部の白川晶一教授が連携して作り上げています。彼らは各種専門家と協力し、地域の健康課題に光を当てるための取り組みとして設計されています。この演劇を通じて、医療・介護の現状や課題をわかりやすく伝えることで、地域に住む人々の理解を深めることが目的です。

特に注目すべきは、多職種間での「顔の見える関係」を築くことです。これにより、地域全体での連携を強化し、健康を支える環境づくりが進められます。脚本を手がけるのは、地域の実践を重視する非常勤講師の木村和弘氏で、彼は学生の力も借りて真剣に地域貢献を考えています。

減塩カレーの魅力



特に、栄養学部の中川輪央助教の指導を受けた学生たちは、幼児から高齢者まで楽しめる「減塩カレー」を考案しました。このカレーは、当日来場者に配布される予定です。演劇を通して提供される食事のコンセプトは、ただの演技だけでなく、実際に健康を考えるきっかけとなるものです。市民が「食改善」の重要性を理解する手助けをします。

地域の健康課題



神戸市垂水区は、他の区に比べて高血圧や脳血管疾患の罹患率が高いことが問題視されています。そこで立ち上がった「たるみ SIO6(シオロク)プロジェクト」は、1日あたりの塩分摂取量を6g以下にすることを目指しています。地域全体で健康寿命を延ばすという目標のもと、多くの人々が協力しています。このような背景から、演劇は特に重要な役割を果たします。

演劇の開催概要



『裕次郎さんの食改善!』は、市民が気軽に参加できる無料のイベントです。

  • - 日時:2025年11月30日(日)14時~16時
  • - 場所:レバンテホール(神戸市垂水区日向1-5-1レバンテ垂水2番館3階)
  • - 定員:先着500名(申込不要)

演劇の内容は、世代を超えて楽しめるものとして構成されていますので、家族での参加もお勧めです。地域の健康について考える良い機会になりますので、ぜひお越しください。

参考リンク




この演劇を通じて、地域の皆さんと健康について共に考える機会を設けることで、より良い未来の健康を築き上げていきたいと思います。是非、多くの方々のご来場をお待ちしています。


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