シビックプライド調査2023年版
この度、読売広告社都市生活研究所による「シビックプライド調査」が全国278自治体を対象に実施され、住民が感じる街への愛着や誇りがランキング形式で発表されました。シビックプライドとは、自らの住む都市に抱く価値意識のことであり、その街をより良くするために住民が積極的に関わる姿勢を象徴しています。
調査概要
今回の調査対象は、全国で10万人以上の人口を有する自治体に居住する20歳から64歳の男女。調査の結果、総合ランキング1位には東京都の中央区が輝き、続いて大阪府の高槻市、神奈川県の鎌倉市などが続きました。
30代と20代の評価を見てみると、関西圏の都市が見事にランキングを制覇しており、高槻市が1位、明石市が2位、西宮市が3位と、特に若年層からの支持が高いことが特徴です。一方で、50代以上の層では、東京都心の文京区や港区が高評価でした。
関西の街が光る!
特に高槻市は、歴史ある遺産を活用した街づくりや地域密着型のショッピングセンターの開設、子どもの医療費の完全無償化など、数々の施策が評価され、全国3位に浮上しました。生活利便性の高さや、交通の利便性の良さが地域への愛着を育んでいるのです。また、明石市は新鮮な魚介類と、美しい海岸線を有し、観光地としても魅力的です。
シビックプライドの定義と重要性
シビックプライドは、近年のまちづくりや自治体の政策の中で、ますます重要視されています。住民が自分の街に誇りを持ち、積極的に活動することで、地域の魅力が高まっていくのです。国土交通省も、「シビックプライドの視点」での都市再生を検討していることから、その役割は注目されています。
継続的な関与を求めて
特に面白いのは、各年代によって評価が異なる点です。20代・30代の若者たちは、地元イベントに参加したり、地産地消に関与する傾向が強いのに対し、50代以上は自分の趣味や価値観に基づいての生活を重視する傾向にあります。35歳以下の若年層は、地域とのつながりをもっと感じたいという意識が高く、住民同士の関係性を築く活動が求められています。
この調査結果は、単なるランキングに留まらず、地域社会がどのように成長していくかの示唆を与えてくれます。今後のまちづくりにおいては、若年層が主体的に地域に関わるための場作りや機会の提供が鍵となるでしょう。
さらに、今回の調査の成果は、様々な地域のシビックプライドを活用した施策が求められることを示しています。各自治体が持つ特性を生かし、魅力的で人々が愛着を持てる街を創造するための努力が重要です。
結論
シビックプライド調査の結果は、地域の個性や価値を再認識するきっかけとなりました。高槻市や明石市をはじめ、若者から支持される街がどのように発展していくのか、今後の動向が期待されます。地域住民として、私たちもこれらの街の魅力を引き出し、さらなる発展に貢献していきたいものです。