日本とルワンダの平和
2026-08-15 12:21:16

終戦81年を迎え、日本とルワンダの平和の架け橋を築く

終戦81年を迎え、日本とルワンダの平和の架け橋を築く



2026年8月7日、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトがルワンダのキガリ・ジェノサイド・メモリアルを訪問し、国際非営利組織Aegis TrustのCEO、フレディ・ムタングハ氏と対話を行いました。この訪問は、日本が終戦から81年を迎える8月15日に合わせた重要な活動の一部です。

教育を通じた平和の実現



なかよし学園は、平和を「願う」だけでなく、「つくる」ための具体的な実践を行っています。ブースでは、広島市立広島特別支援学校の生徒たちが制作した平和ポスター「FOREST OF HOPE」や、靴下端材を用いた「靴下折り紙」、ペットボトルホルダーなどを紹介しました。特に注目されたのは、広島出身の事務局長が靴下折り紙を使ってフレディ氏に教えた折り鶴です。彼自身も一羽の鶴を折り、その鶴はルワンダから日本へと持ち帰られることになります。この行為は、地域の素材が持つ意味を新たにして、平和の象徴としての役割を果たします。

追悼から学びへと向かうキガリ・ジェノサイド・メモリアル



キガリ・ジェノサイド・メモリアルは、1994年のジェノサイドの犠牲者を追悼する場所であり、同時に教育の拠点でもあります。Aegis Trustは、憎悪や分断を防ぐための国際的な非営利団体であり、その教育プログラムは200万人以上の児童生徒に影響を与えています。

フレディ・ムタングハ氏の背景



フレディ氏自身も1994年のジェノサイドを10代で生き延び、今では教育者として、また平和教育の国際的なリーダーとして多くの人々に影響を与えています。彼の経験は、日本における平和教育に必要な視点を提供しています。

翻訳と交流を通じた相互理解の構築



フレディ氏に折り鶴を指導した中村事務局長は、言葉だけでなく、素材に触れることで伝わるものがあると強調しました。日本の折り鶴の意味やその作り方が大切にされ、ルワンダの記憶と結びつくことで、地域間の絆が深まります。

CoRe Loopモデルによる持続的な平和教育



なかよし学園は「CoRe Loop」と呼ばれる往還型モデルを用い、日本の教育・文化をルワンダに届け、その反応や知恵を再び日本へ持ち帰るという循環を実現しています。これにより、日本とルワンダの間での教育資源の交流が活性化され、両国の理解が深まる成果が期待されます。

未来に向けた共有のプロセス



今後の展開として、フレディ氏が制作した折り鶴やルワンダの声を、日本の学校や地域に還元し、次の平和教育の設計に活用する予定です。この小さな一羽は、地域や国を越えたつながりの起点となり、平和の概念を実践へと変えていく重要な象徴となるでしょう。

終わりに



終戦の日を過去の出来事としてだけでなく、次代を見据えた「行動する平和」を考えるきっかけにしたいものです。日本とルワンダの新しい関係を生み出す取り組みが、今後さらに広がっていくことを願います。


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