フィギュアスケート坂本花織選手の集大成を祝う手紙が表参道に登場

坂本花織選手、集大成を迎える直筆の手紙

フィギュアスケート界のトップエース、坂本花織選手が、現役生活の集大成に向けた特別な手紙を直筆でつづり、表参道で掲出されることが発表されました。この手紙は、彼女がこれまで大切にしてきた数々の想いを表現したものです。掲出日程は2025年12月15日から21日までとなっており、多くのファンや関係者が集まる全日本選手権の開催に合わせて行われます。

坂本選手のスケート人生に寄せる思い

坂本選手は、4歳からフィギュアスケートを始め、その才能を開花させてきました。国内外の大会で数々の栄冠を手にし、特に2022年には世界選手権で3連覇を達成し、北京冬季オリンピックでも個人銅メダルと団体銀メダルという快挙を成し遂げました。そんな坂本選手が、現役引退を表明し、最後のシーズンを迎えることになった今、彼女の「感謝」と「意気込み」を多くの人に伝えたいとの思いから、この企画が立ち上がりました。

直筆の手紙の内容とその背景

手紙には、坂本選手の率直な言葉で綴られたメッセージが載せられています。自らのスケート人生を振り返り、支えてくれた人々に対する感謝の気持ちが丁寧に表現されています。手紙の中で彼女は、「泣いたり、笑ったり、転んだり、また立ち上がったり」と振り返りながら、スケートを通じて得た多くの経験を語ります。

彼女は「温かく見守ってくれる存在があったからこそ、ひとりでは見られない景色も見れた」と述べ、応援してくれるファンや仲間たちへの感謝を忘れずに表現しています。また、最後のシーズンには「完璧よりも、自分が納得できる演技」を目指すと意気込みを示しています。

掲出の場所と期間

この特別な手紙は、表参道駅構内に掲出されます。所在地から徒歩約10分という便利な場所にあり、多くの駅利用者や観戦者たちが目にするチャンスがあります。掲出期間中は、全日本選手権が開催されるため、その熱気と共に坂本選手のメッセージを感じることができるでしょう。

シスメックスの支援

坂本選手は、神戸を拠点に活動するシスメックスに所属しており、同社は彼女を2017年から支援しています。シスメックスは、血液検査等で世界をリードするヘルスケア企業であり、スポーツに対する支援を通じて健康社会の実現を目指しています。坂本選手の最後の挑戦に全力でバックアップする姿勢が、今回の手紙掲出企画にも表れています。