夏の読書で育む心の栄養！兵庫の子ども支援団体が新キャンペーンを開始

夏の読書キャンペーンのお知らせ

この夏、兵庫県明石市の認定NPO法人兵庫子ども支援団体が、子どもたちに1冊の本を届ける「夏休み読書キャンペーン」を開始します。このキャンペーンは、家庭環境が多様な子どもたちが本を手にする機会を提供し、その心を育むことを目的としています。

キャンペーンの概要

このキャンペーンでは、児童書や図鑑、小説など様々な書籍を1冊お届けします。対象となるのは、兵庫県内に住む小学生から高校生までの子どもを扶養している家族です。特に以下の条件に該当する家庭が対象となります。

- 生活保護を受けている世帯
- ひとり親世帯
- 児童扶養手当を受給している世帯
- 令和6年度就学援助を受けていた世帯

申込は2025年6月17日から30日までの期間で、定員は140人（先着順）です。対象家庭であることを確認するために、証明書の提出が必要ですが、個人情報は配送後に削除されます。

参加方法と注意点

申し込みは指定のリンクから行えます。特に留意してほしい点は、対象家庭以外からの申し込みは受付できないということです。また、提供する書籍の内容は選べないため、自宅に本が届く楽しみを味わっていただけたらと思います。

兵庫子ども支援団体の取り組み

認定NPO法人兵庫子ども支援団体は、2013年11月に設立され、以来文房具やクリスマスプレゼント、食料、衛生用品など、地域の子どもたちの暮らしを支えるために様々な支援を行ってきました。「子どもが笑って過ごせる地域」を目指して活動しており、今年の夏には新たに「本」の提供支援に力を入れています。代表理事の多田実乘は、「本を読むことは心に栄養を与える大切な体験です。この読書キャンペーンを通じて、子どもたちが心豊かな時間を育んでもらえたら嬉しい」と語っています。

私たちは1冊の本が未来の可能性を広げ、子どもたちが夢を追いかけられるような力を与えることを信じています。この機会を利用して、心温まる読書体験となることを願っています。

兵庫子ども支援団体について

兵庫子ども支援団体は、活動開始以来、およそ10年の歴史を持ち、多くの地域貢献を行ってきました。学習支援や子どもたちの居場所づくり、体験活動や虐待防止支援まで、多岐にわたる事業を展開しており、地域内での信頼も厚く、各種賞を受賞しています。2024年には「明石市教育功労賞」を受賞する予定で、それだけ多くの人々がその活動に期待を寄せています。

キャンペーンの詳細は、公式ウェブサイト（https://hpcso.com）にて確認できます。夏の素敵な思い出を、1冊の本とともに作ってみませんか？