古野電気の出展
2025-05-08 14:43:15

古野電気が北米最大の時刻同期学会「WSTS 2025」に出展!

古野電気がアメリカの時刻同期学会に出展



兵庫を拠点にした古野電気株式会社が、2025年5月に開催される北米最大規模の時刻同期学会「Workshop on Synchronization and Timing Systems (WSTS) 2025」に出展することが決まりました。この学会はアメリカ・ジョージア州サバンナで行われ、時刻同期の専門家たちが集まり、最新の技術革新について議論を交わす場となります。

WSTS 2025について



WSTSは、時刻同期技術に関連する重要な専門家やメーカーが一堂に会し、時刻同期の未来について語る場です。この会議では、進化し続ける時刻同期のテクノロジーや新しい同期システム、さらには業界へのインパクトまで幅広いテーマが扱われます。出展企業はそれぞれのブースで自社の製品を展示し、技術的な情報交換も行います。

古野電気の出展内容



古野電気は、自社が誇る最新技術のGNSS受信モジュール「型式GT-100」とフィールド・タイムシンク・ジェネレーター「型式TB-1」を中心に出展します。

  • - GNSS受信モジュール(GT-100): この機器は、L1とL5の2周波に対応しており、時刻精度が4.5ナノ秒未満を誇ります。また、高い堅牢性を持ち、様々な環境でもその性能を発揮します。
  • - フィールド・タイムシンク・ジェネレーター(TB-1): こちらは、ケーブル接続するだけでネットワーク機器に正確な時刻情報を出力できる優れた装置です。

さらに、古野電気の社員が技術セッションで講演も行う予定です。講演の内容は、従来の自動車向け測位エンジンから進化した最新の検出技術についてで、1PPS精度の評価を取り上げます。これは、通常のメートル精度からサブメートル、センチメートルへと精度を引き上げることができることを示しています。

講演概要



講演は2025年5月15日(木)に行われ、講師は古野電気のシステム機器事業部の課長である冨永貴樹氏です。演題は「先進グレードのPVTエンジンを用いたGNSSタイミングの性能評価」であり、最新技術の実用化に向けた取り組みが論じられます。

古野電気の企業としての位置付け



古野電気は1948年に世界初の魚群探知機を実用化し、以来舶用電子機器分野で数々の革新をもたらしてきました。現在、90か国以上に製品を展開しており、グローバルに信頼されるブランドとしてその地位を築いています。

兵庫県西宮市を本社とし、設立以降時刻同期技術をはじめ、さまざまな電子機器の開発を行い、常に業界の最前線で活動している古野電気。これからもさらなる技術革新を追求し、世界の時刻同期市場でのリーダーシップを発揮し続けることでしょう。大会への参加を通じて得られた知見も生かし、今後のさらなる発展に期待が寄せられます。

まとめ



古野電気株式会社が出展する「WSTS 2025」は、業界の革新を体感できる絶好の機会です。最新の技術に直接触れ、専門家の話を聞くことは、多くの参加者にとって新たな知識の宝庫となることでしょう。興味がある方は、ぜひこの機会に足を運んでみてください。


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