ロサンゼルスで新体験！「GENCHI」がつなぐ大阪と世界

序章：グローバルなポップカルチャー交流

2025年の7月、アメリカ・ロサンゼルスで行われた「Anime Expo 2025」では、新たなテクノロジーが日本のポップカルチャーと世界をつなぐ一助として注目されました。特に、兵庫県神戸市の株式会社toraruが出展したオンライン分身サービス「GENCHI」が、来場者に新たな体験を提供しました。700名以上の来場者がこのユニークな体験を共有し、リアルタイムで大阪を探索しました。

GENCHIとは？

「GENCHI」は、物理的な制約を超えて、どこからでも希望する場所に移動し、目的を達成できるプラットフォームです。来場者がロサンゼルスからスマートフォンを使って大阪の街を歩く様子は、まるでゲームのような感覚を提供したと言っても過言ではありません。これは、現地にいるギグワーカーに指示を出すことで実現される新感覚のサービスで、来場者は自宅にいながらにして日本の文化を体験しました。

体験内容：リアルタイムの大阪散策

来場者は、「GENCHI」を通じて大阪の道頓堀やミナミの街をリアルタイムで探索。コントローラーやマイクを用いて、現地のギグワーカーに指示を出しながら、実際に買い物をしたり、地元の人との会話を楽しんだりすることができました。自動販売機で飲み物を選ぶ様子や、店舗でのショッピングデモは、特に好評を博しました。「今、リアルタイムで大阪にいる！」との驚きの声があがる中、参加者たちは大阪の町並みや文化の魅力を大いに楽しんでいました。

参加者の反応：驚きと関心

初期の登録ユーザーの約90%は、アメリカのロサンゼルス在住の日本のポップカルチャー愛好者で、特に25歳から30歳の層が多かったことが印象的でした。来場者からは、「自分が大阪で買い物をしている気分になれる」「このサービスはぜひ試してみたい」といった興味深いコメントが寄せられました。特に、物理的に日本に行くことが難しい方々にとって、このような体験ができることは大きな魅力と評価されています。

続く展開：国際的な交流の可能性

今回の出展は、株式会社クリエイティヴ・ヴィジョンのサポートのもとで実現しました。今後、toraruは国外からのインバウンド拡大を視野に入れ、ポップカルチャーに興味がある海外の方々にも「GENCHI」を通じた新しい形の訪日を提案していく予定です。加えて、2025年の万博への出展も予定しており、さらに多くの方々にこのサービスを体感していただける機会を設けます。

株式会社toraruのミッション

toraruは、「誰もが自由に移動し、自分らしくいられる社会を実現する」ことをミッションに掲げています。分身移動オンラインプラットフォームサービス「GENCHI」を通じて、物理的に移動することが難しい人々に新たな選択肢を提供することを目指しています。約5万人のギグワーカーが日本国内に登録し、世界中の人々が新しい経験ができるようサポートを行う姿勢が評価されているのです。