男性も学ぶ！女性健康オンラインセミナーの魅力と効果

2024年12月、株式会社多田（本社：神戸市中央区）は、男女の健康をテーマとしたオンラインセミナーを株式会社三井住友銀行の管理職向けに開催しました。この取り組みは、女性が健康でいられるためのサポートを男性感覚からも理解し、認識を深めることを目的としています。

セミナーの背景

近年、フェムテックに対する注目が集まっています。この流れの中で、多田社は自身のフェムケアブランド「repoge fem」が『WOMAN’s VALUE AWARD 2024』の優秀賞を受賞したことを機に、より多くの企業に「フェムテック」と「女性の健康」の重要性を広めるべく行動を起こしました。女性の健康問題は、女性自身だけでなく男性にも理解してもらうべき重要なテーマであると考えています。

オンラインセミナーの内容

このセミナーでは、株式会社多田の女性社員がフェムテックの資格を持ち、女性特有の健康課題、例えば月経や妊娠、更年期についての基本的な知識を参加者に伝えました。また、女性が自身の体調不良や気分の波にどう向き合っているのか、男性がそれにどう接すれば良いのかも具体例を交えながら説明しました。この情報は、職場や家庭内での人間関係をより円滑にする助けになると多くの参加者から評価されました。

参加者は特に、理解しづらい女性の健康問題が男性自身の健康問題にも関連している点に共感し、熱心に耳を傾けました。このセミナーを通じて、「うつ病」と誤解されやすい「男性更年期」に対する理解も深まり、健康課題に対する新たな視点が提供されました。

参加者の反応

62名が参加したこのセミナーでは、男性が58名を占め、その91%がセミナーに満足したと回答しました。その中には「女性の体のことを理解することで、仕事や生活に役立つヒントが得られた」といった前向きな意見が多く寄せられました。特に、「生理中のイライラに対して理解が深まった」という声や、「家庭内のコミュニケーションを改善するきっかけになった」という意見が印象的でした。

今後の取り組みの展望

株式会社多田では、今後も男性への「女性の健康」の啓蒙活動を続けていく考えです。男性が「女性活躍推進」を理解し、受け入れることが社会において大変重要であると位置付けています。また、セミナーを通じて、男性自身の健康課題についても話し合いを促進し、より思いやりのある職場環境を作るために貢献していきます。

「男性の多い職場で女性の健康課題について理解を深めたい」「男性上司が女性部下の健康問題にどのように関与すべきか悩んでいる」といった企業に向けて、多田社はセミナーの開催や共同の取り組みを提案しています。