神戸で子供向け防災ワークショップが開催されました
2025年3月1日、兵庫県の神戸市にて株式会社神防社が主催する子供向けの防災ワークショップが行われました。このイベントは、防災意識を高めることを目的にしており、自社製品の災害用携帯トイレ『モラスマイ』や、NPO法人プラスアーツが監修した防災に関するゲームやクイズを通じて、子供たちに楽しみながら学ぶ機会を提供しました。
イベントの背景と主旨
阪神淡路大震災から30年が経過し、また東日本大震災から14年が経過する中で、災害の危険は常に私たちの身近にあります。このワークショップは、そうした状況を踏まえて、子供たちが楽しんで防災を学ぶ手段として企画されました。参加者は、楽しいアクティビティを通じて災害時に役立つ知識やスキルを身に付け、いざという時に自分や大切な人を守るための準備を整えることが期待されています。
各プログラムの内容
1. 防災まちがいさがし「きけんはっけん!」
A1サイズのイラストを用いたこちらのアクティビティでは、災害時の幼稚園の様子を描いたシートを見ながら、子供たちが間違った行動を探し出します。なぜその行動が危険なのかを考えることで、無意識のうちに必要な防災の知識を学習しました。細かい部分まで意識を向けることができ、自然と災害時のイメージを持つことが出来ました。
2. 地震でできなくなることクイズ
地震が発生した場合に、家庭内のどの設備が使えなくなるかを知るクイズです。子供たちは、電気、ガス、水道が使えなくなる場面を想像し、代用品を考えることで、災害時の不便さと事前の備えの重要性を体感しました。
3. 非常食の試食
普段はあまり食べることのない非常食を試食する時間も設けられました。参加者からは「意外と美味しい」や「不思議な触感」などの声が上がり、非常時に食べられる選択肢の重要性を理解しました。
4. 非常用トイレの実演
神防社の製品『モラスマイ』を使用して、非常時のトイレについて実際に見学しました。凝固剤が水分を固める様子は、参加した子供たちにとっても興味深かったようです。
参加者の声
子供たちからは、非常食が美味しかった、非常用トイレがあることで災害時に安心できるという感想が寄せられました。また、今後の備えの重要性を再認識する機会となったようです。
今後の展望
参加した子供たちには、防災マスターの証と共にモラスマイminiをプレゼント。こうした取り組みを通じて、今後も神防社は地域に貢献し、安全な生活を守る活動を続けていくでしょう。子供たちが防災について考えるきっかけとなったことを、楽しみつつ振り返ることができるイベントでした。
神防社とプラスアーツについて
神防社は、創業16年を迎える中、様々な防災に関するサービスを提供しています。また、プラスアーツは「防災は楽しい」をモットーに、新しい防災の学び方を提案するNPO法人です。両者のコラボレーションにより、より多くの子供たちに防災の重要性が伝わることを期待しています。