姫路で開催したこども万博が未来の医療を体験する場に！

医療の未来を感じる体験、姫路のこども万博

2025年6月14日（土）、姫路にて開催された「こども万博 in 姫路」は、子どもたちに向けた特別なイベントとして話題を呼びました。このイベントには、オーガイホールディングス株式会社が出展し、災害時や医療過疎地で活躍する移動型歯科診療車を披露しました。

雨天にもかかわらず多くの来場者

当日、天候は雨でしたが、それにもかかわらず多くの親子連れが訪れ、体験ブースは熱気に包まれました。オーガイの移動型歯科診療車には、実際の診療に使用される機器が搭載されており、子どもたちはそれを実際に触れながら理解を深めることができました。「これ、どうやって使うの？」といった声が飛び交い、子どもたちの目は期待にあふれていました。

体験型展示ブースの魅力

オーガイのブースでは、次世代の医療サービス「医療MaaS（モビリティ・アズ・ア・サービス）」の一環として、移動型診療車に実際に乗り込む体験ができる展示も行われました。特に注目すべきは、「口腔内スキャナー」の体験でした。子どもたちは、自分の口内をスキャンする際の先進技術に驚き、自らの歯の型取りを体験しました。このデジタル体験は、未来の歯科医療を身近に感じる機会となったようです。また、スキャンしたデータをモニターで確認する楽しさに没頭している様子が印象的でした。

保護者からの高評価

イベントに参加した保護者からは、「こんな貴重な体験が無料でできるなんて、非常に助かる」といった声が寄せられました。また、「災害時にこのような医療車両が役立つという話は、勉強になった」と、医療現場の重要性への意識向上につながった様子でした。こうした体験を通じて、医療の未来や地域で抱える課題に対して積極的に関心を持つきっかけとなったことが伺えます。

災害時の医療への関心を育む

オーガイが展示した移動型歯科診療車は、災害が発生した際や医療資源が限られた地域でも歯科医療を継続的に提供するための取り組みです。この体験が、こどもたちに医療格差や災害医療に対する理解を深める助けになればと考えています。医療の未来は彼らの手の中にあり、この機会を通じてその理解が広がることを期待しています。