ONEARTプロジェクトのご紹介
「アートに障がいはない」という理念のもと、重度障がいを持つ子どもたちの無限の可能性を引き出すアートプロジェクト「ONEART」。このプロジェクトは、プロのアーティストが子どもたちの独自の表現を受け取り、作品として仕上げていくものです。
子どもたちの表現を受け止める
参加する子どもたちは、自分が身体で感じたことや思ったことを、「線」や「色」で表現します。何気ない動きから生まれるアートは、それぞれの個性を色鮮やかに反映しています。アーティストは、こうした表現を尊重し、丁寧に仕上げることで、単なるアート作品だけでなく、参加した子どもたちの思いや感情も形にします。
これらの作品は、全国各地で開催される展覧会に出展されるほか、企業や個人に貸し出され、収益の一部は奨学金として、作品を描いた子どもたちの家庭に届けられます。これにより、アートを通じた支援と共感の輪を広げることを目指しています。
参加施設の募集
「ONEART」では、全国の福祉施設やデイサービス、支援学校などを対象に、常時参加施設を募集中です。条件としては、プロジェクトの趣旨に賛同し、アート活動の受け入れが可能であることが求められます。参加費は無料です。
応募方法
興味のある施設は、メールか応募フォームから以下の続きの情報をお送りください:
- - 施設名・所在地
- - 担当者名・連絡先(電話/メール)
- - 対象となるお子さまの人数・簡単なご状況
- - 希望の面談日時(複数日を記入)
問い合わせ先は、一般財団法人ゆめいくのE-mail(
[email protected])または、
こちらの応募フォームです。
実施内容
プロジェクトは、訪問型ワークショップとして実施されます。おおよそ一人あたり10分の制作時間を設け、アーティストのけみ芥見がサポートを行います。その様子は撮影され、広報や展覧会で使用されます。完成した作品は展覧会に出品され、成約した際には奨学金が支給される仕組みです。
展覧会のスケジュール
2025年度の展覧会は全国各地で開催され、神戸、名古屋、札幌、仙台、東京などでの実施が予定されています。具体的には、神戸では12月にお絵描きが行われ、翌年の2月には展覧会が開催されます。このように、子どもたちのアートが社会に発信される場が用意されています。
最後に
「ONEART」は、子どもたちの表現を通じてコミュニケーションの輪を広げ、彼らの個性を尊重した活動を続けています。「アートに障がいはない」という理念のもと、アートの力で誰もが参加できる社会を作り上げるため、私たちは取り組んでいます。
団体概要
一般財団法人ゆめいくは、障がい児アート支援「ONEART」や無料塾、シェルター連携、イベント企画などを通じて、福祉・教育・体験・表現の4領域において全国的に支援活動を行っています。ご興味のある方はぜひ、活動への参加やご寄付をご検討ください。
連絡先
参加に関するお問い合わせは、一般財団法人ゆめいく(E-mail:info@you-make.org/TEL:03-3664-5551)まで。詳細は
公式HPをご覧ください。