六甲バターが明かす驚きの真実！バター未製造の理由とは

神戸を拠点に活動する六甲バター株式会社が創立77周年を迎える中、ユニークな事実が浮かび上がりました。なんと、同社は社名にバターが含まれているにも関わらず、実は一度もバターを製造したことがないのです。この衝撃の事実は、SNSでの投稿を通じて多くの注目を集めました。

信じられない事実

六甲バターの公式Xアカウントで11月29日に投稿された「実はバターを作ったことは一度もありません」というメッセージには、30万回以上の表示がありました。その反響は多岐にわたり、「そうなんだ！」「社名がQBBだと思ってた」と驚きの声が寄せられています。これを受けて、六甲バターは自身の歴史とブランドに関する情報を改めて発信しています。

社名の意味

六甲バター株式会社として1948年に設立された同社ですが、実はQBBというブランド名の方が広く知られています。「QBB」は「Quality’s Best & Beautiful」の略で、品質に対するこだわりを表しています。豊かで美味しい食文化を育むための理想が詰まった言葉なのです。それにもかかわらず、「QBBが社名だ」と思われる理由は、長年にわたるその商標の浸透に起因しています。

六甲バターの歴史

当社は、創業当初は「平和油脂工業株式会社」と名乗り、マーガリンを製造する工場としてスタートしました。マーガリンは「人造バター」とも呼ばれ、1954年に社名を六甲バター株式会社に変更。当初から、プロセスチーズの製造を開始し、1958年にはQBBブランドで全国展開を開始しました。現在では、売上の約98%がチーズ関連の商品から来ており、事業は拡大の一途を辿っています。