神戸の新日本酒
2025-04-18 13:25:17

神戸から世界へ!湊川隧道で誕生した新しい日本酒「隧 -ZUI-」の魅力

神戸から発信される新たな日本酒「隧 -ZUI-」



2024年に向けて、新しい試みが注目されています。それは、兵庫県神戸市の「湊川隧道」で貯蔵された特別な日本酒「隧 -ZUI-」のプロジェクトです。この取り組みは、早駒運輸が中心となり、国登録有形文化財である湊川隧道の保存と活用を目的にしています。この隧道は、明治時代に建設され、神戸港を守るために重要な役割を果たしてきました。

限定醸造の歴史と新しい日本酒の誕生



the 2020年度からスタートしたこのプロジェクトでは、約5年間にわたり毎年、限定3,000本の日本酒がこの隧道で貯蔵されてきました。そして、令和6年度分の寄与式が2024年4月24日に行われることが発表されました。

寄附金の一部は、湊川隧道の保存を支援するために使用されるとのこと。これまでに寄贈された金額は合計427,500円にのぼります。この取り組みは、地域に根付いたサステナブルな文化を継承し、環境保護にも寄与しています。

2024年特別バージョン「隧 -ZUI- 2024 甲辰 ver.」について



新たに発売される「隧 -ZUI- 2024 甲辰 ver.」は、2024年の干支にちなんだ特別限定版です。この日本酒は、約半年間湊川隧道で貯蔵され、11月9日から販売が開始されます。販売場所は、神戸市内の酒販店や神戸酒心館、さらには観光船の中でも販売予定です。

特徴的なラベルと色彩



新しいラベルデザインは「龍胆色」と呼ばれ、古代から貴族にのみ許された高貴な紫色が用いられています。この色は、2024年の干支「甲辰」の豊かさと幸運を象徴しています。

湊川隧道の歴史とその役割



湊川隧道は、神戸市の水害を防ぐために作られたもので、1897年に完成しました。その後、2020年に日本酒貯蔵プロジェクトが始まるまで、その役割を果たしてきました。隧道は地元の人々に愛され、保存活動が続けられています。

このプロジェクトは、神戸の文化を伝えるとともに、観光資源としても重要な役割を果たしています。毎年ここで貯蔵される日本酒は、特別な環境下で育まれ、無駄なCO2を排出せずに天然の貯蔵庫としての機能を果たしています。

地域との連携と未来への展望



早駒運輸は、神戸酒心館、兵庫県、湊川隧道保存友の会と連携して新たな締結を行い、今後もこのプロジェクトを続けていく意義を強調しています。日本酒を通じて地域資源を活用し、持続可能な未来を築くその姿勢は、多くの人々に感動を与えるものです。

最後に、この取り組みを通じて、地域の文化や歴史に触れ、楽しみながら学べる貴重な機会を皆さんもぜひ体験してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

関連リンク

サードペディア百科事典: 日本酒 湊川隧道 隧 -ZUI-

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。